2023 5月11日

谷地頭温泉に行く途中、家のすぐそばの坂道でパトカーが停車しており、警官が交通事故で死んだ猫を回収しようとしていた。
ん?と思い、一度素通りしたが、引き返しておまわりさんに声をかけて死んだ猫を見ると、自宅で餌やりをしていた猫と同じ柄。桜耳になっていて、うちで去勢した猫なのは間違いなかった。しかしそれが、「ちびボス」と名付け自宅の車庫をねぐらにしていた猫だと気が付いたのはしばらくしてから。事故死していた猫とちびボスの人相がまるで違っていたからだ。
とにかく遺骸はこちらで処理しますと言って、亡骸を受け取っておまわりさんを帰し、ひとまず庭へ仮置きし、いそぎ温泉へ。まさかちびボスだなんて思ってないし。
帰宅し、様々なことを鑑みたらちびボスではないか?ということになり、ひかれて猫がなくなっていたのもショックだったのに、さらにショックで......。
。゜゜(´□`。)°゜。
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去勢手術直後のちびボス
去勢前は小さい体で、自宅の外でボスを張っていた勇敢な猫だった。
去勢後は車庫に居ついたが、決してヒトに馴れることなく(でもごはんは食べる)孤高の猫でした。

次の生では家ネコになれますように。。。。


6月13日
自宅で保護しているチビクロの母猫。
倉庫に餌を食べに来たところを捕獲。
かなり痩せていたが、時期的に危ない(妊娠してしまう)季節だったので、とにかく捕まえて避妊せねばの一念にかられ、捕獲し、病院へ。
避妊手術した当日、病院から電話で、麻酔が覚めるころだなと思って様子を見てたら、スーーーっと息を引き取ってしまった...。すみません。。と
ええええええええ!!!!
そ、そんな、、、、
確かにかなり痩せていた。麻酔が、手術が、捕獲が負担になってしまったんだ。
もっと太らせて、元気にさせてから避妊させればよかったと、涙があふれる。
しかも倉庫に居ついているオス猫と、自宅で保護しているチビクロの母猫なので、子供たちから親を奪ってしまって申し訳ない。私が殺したようなもだ。手術をしてくださった病院の先生は悪くない。私が悪い。死んでしまった母猫も人懐っこくて、エサをねだったり、ちゅ~るを直接やったりしていたから、ショックというより、自責の念で立ち直れない。私が捕まえて手術などさせなければもっと生きていられたのに。。。。せめて子供たちは私が責任をもって一生面倒みますと誓うしかない。
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改めてこうしてみると、こんなにガリガリで。。。。(泣)
こんな状態で手術なんてしてごめんね。。。(涙涙)




これでチビボス、チャロ、母猫と今年に入ってから3匹。
さすがにこの時、感情の制御ができず、泣いた。(いつも泣いてるけど)




つらい。こうして書いているだけで今も涙が溢れる。



さらに今日9月21日
20日に倉庫の猫ハウス(木箱)の中でグレーの猫が死んでいるようだと母が発見。
21日確認しに行くと、
確かに猫が一匹横たわっていた。グレーの猫ということで、あたりはついていたが、その猫は2021年に去勢し、「だるま」と呼んでいた野良猫であった。
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2021年に撮影した「だるま」

いやな予感は的中してしまった。
最近全然姿を見なかったので、どうしてるか心配していたのだが、まさか倉庫の猫ハウスの中で死んでいたとは。。。かなり腐敗が進み、ハウス内は何かの昆虫の蛹の抜け殻が山ほどで、結構トラウマ級な光景であった。が。私としては、隣の水産加工場に居ついていた「だるま」がうちで去勢してからはうちの倉庫で穏やかに過ごすようになり(と、信じたい)、そして今日発見されたように、自分の家でと、ハウスに戻って絶命していた姿が、腐敗が進んで目はなくなり、あごや牙もむき出しになり、においもかなりしていたが、とても健気で儚く愛おしく思わずにはいられなかった。
今日は雨だったので、、虫だらけの箱と「だるま」を急場しのぎで処置したが、明日、天気が良くなったら手厚く葬ろうと思っている。

野良猫の命って本当に儚い....。